中国・上海向けハンドキャリー

世界の工場ともいわれる中国はいろいろな都市に向けてハンドキャリーがあります。

今回は上海です。万博もラスト一週間だからでしょうか?飛行機が混みすぎていて便によってはキャンセル待ちも入らないような状態でしたが、なんとかできました。反日デモが盛んなようですが・・・、今後どうなるのでしょうか?

ハノイ発ジャカルタ向けハンドキャリー

ベトナムのハノイ発、インドネシアのジャカルタ向けハンドキャリーがありました。

現在、弊社ではタイのバンコクとインドネシアのジャカルタに常駐しているスタッフがいますので今回のケースでは常駐スタッフのいないベトナムから常駐スタッフのいるインドネシアですのでインドネシアのスタッフがハノイへ貨物(荷物)を取りに伺うのが普通ですが、時間的な事からバンコクよりスタッフを出した方が素早く、お安くできるということでルートを組み実現しました。

このような起点を変えてのサービスも弊社ATESならではのスペシャルサービスの1つです。

マレーシア・クアラルンプール向けハンドキャリー

マレーシアのクアラルンプール向けのハンドキャリーが発生しました。

弊社ではお隣のインドネシア向けのハンドキャリーは多いのですがマレーシアのクアラルンプール向けは久しぶりになります。

マレーシアは比較的英語が通じますし、市内までのアクセスも良かったりします。

ハンドキャリーと荷物(貨物)

当然ですが、荷物(貨物)がなければハンドキャリーは発生しません。今回はお客様よりお預かりする荷物(貨物)についてお話します。

弊社ではお客様からお預かりする荷物(貨物)いろいろな物がございますが、ほとんどが工業品です。

よく「何キロまで運べますか?」と質問がありますが、事前にわかっていればかなりの重さまでできます。しかし、数百キロとなる場合はチェックイン時に断られる可能性があるかもしれませんので事前に確認を取る必要がある場合もございます。過去に私が経験した中で最も重かったのは1500kgです。そこまでの量になりますとハンドキャリーの域を超えてる?かもしれませんが本当の話です。エクセスチャージ(荷物超過料金)が恐ろしい額になったのは言うまでもありません。もちろん1人で運んだ量ですので貴重な経験だったかもしれません。逆に一番軽かった(少なかった)のはネジ一本ではないものの300gの工場の部品でした。

運んだ後には通関がありますがこのことはまた今度お話します。

ハンドキャリーとLCC

弊社は本社がバンコクにあるということもありバンコク発のハンドキャリーのご用命が多いです。その中でLCC(ローコストキャリア)を利用する場合もあります。

LCC(ローコストキャリア)と名前の通り(ローコスト=安い)という印象が強いのですが、単純に喜ぶわけにもいきません。思わぬ落とし穴がありますので注意しなくてはいけません。

ここでは時間的な要素はなしで考えます。(同日内で自由に飛行機を選べる場合)

まず、LCCはローコストにするためにいろいろ工夫しているのですが、機内無料サービスをなしにするというだけでなく、地上に飛行機を停めておく時間が無駄になるということでスケジュールが過密になっています。地点A~地点B~地点C~地点Aというように飛行機を飛ばしていて地点Bでは1時間しか停まらずに地点Cに向けて飛び立つというようになります。そのような理由から、スケジュールに余裕が少ないために一度遅れてしまうと次々に遅れが出てしまうということがおきてしまいます。そして何よりも困るのは故障した場合は予備の飛行機もないのでフライトキャンセルになるリスクも増えてしまうことです。

次に料金について考えてみます。ここではLCCのA社、フルサービスのB社とて、バンコク~ジャカルタの場合を例にあげてみます。航空券の価格は当日発券の場合、A社よりB社の方が予約クラスQに空席がある場合、安くなります。エクセスチャージ(荷物超過料金)を考えてみましょう。A社の場合は15kg超える1kgに対し165バーツでB社の場合は20kgを超える1kgに対し410バーツとなります。ということは単純に22kgの貨物の場合はB社の方が安くなってしまいます。

以上のことからLCCA社が必ずしも安いわけではなく、フルサービスのB社の方が安くなる事もあるのでローコストがハイコストになってしまいます。弊社のスペシャルサービスが利用できる場合は更にB社の方がお得になります。

一刻を争う緊急輸送の場合のリスクを考慮するとフルサービスの航空会社のご利用が望ましいでしょう。